求人募集もインターネット上が主流となって久しい今日ですが、一方でチラシ投函による求人募集も根強く、トラックの仕事は最たる業種のひとつでしょう。同業種の求人情報を欲していた方からすれば、労せずして応募先が舞い込んだ形ですが、安易に飛びついてはならない、いくつかの注意点が見過せません。 まずはチラシ1枚に記載できる情報量の少なさです。会社名と連絡先、そして優遇をほのめかす内容に加えて委細面談だけでは、所在地や会社の規模、実績などが確認できません。面倒でも応募前に、限られた情報を手掛かりに、対象となる業者に関する下調べを実践すべきです。求人情報誌の場合、掲載に際してはクリアすべき一定のラインが設けられていますが。業者が直接配布するチラシに関しては、こうした線引きがありません。チラシに記載された魅力的な文言を鵜呑みにしない、慎重な行動が大切です。
チラシに記載された連絡先が携帯電話の場合、細心の注意が欠かせません。固定電話を構えていない業者のすべてがその限りではありませんが、キチンとした雇用契約に対する不安が否めません。コンタクトを取る際には、事前に幾つかの質問事項を準備した上で、電話口の向こう側の相手の対応を冷静に見極めてください。携帯番号にもかかわらず、曖昧な回答終始するようであれば、回避が賢明です。 また手書きもしくはワープロを用いた簡素なチラシの場合、求人募集自体に経費を費やすことができない、経営状態に関する不安も垣間見えます。ドライバーの定着率が極端に低く、使い捨て状態で常に補充と退社を繰り返しているような職場であれば、安定した待遇や中長期的な勤務はとても望めません。チラシに記載されたドライバーの仕事情報に関しては、探す手間が省けたと受け取るのではなく、より慎重な姿勢で臨むことをおすすめします。
小型のトラックドライバーの求人は、正社員以外にパートやアルバイトの雇用形態で働けるものも多く、子育て中の人や定年退職をした人からも人気があります。